生きるのが苦手な私へ

それでも頑張って生きようね。

最初の話

私は自分のことを話すのが苦手だ。

誰かに相談をするのも得意じゃない。

でも人間というのは感情の生きものなので、楽しい、嬉しいと感じることもあれば、悲しい、つらいと感じることもある。そんな沢山の感情を相手にして生きていけば悩みはどうしても生まれてくるものだ。

 

自分のことを話すのは苦手だけれど、全ての悩みを一人で回避できるほど器用な人間でもなければ、逆に一人で背負って生きていけるほど強い人間でもないので、せめて文字に起こして吐き出せることができたらという思いでこれを書き始めた。

文才があるわけでもないけれど、話せない私にはこれしか気持ちを整理させる手段がないと思った。

幸いにも国語は嫌いじゃなかったので。

ちなみに嫌いじゃないだけで得意とは言っていない。

 

つい色々な悩みを長々と文にしてしまいがちなので「アイツ病んでる」「精神科行けよ」とか思われてたりするかもしれませんが絶対に行きません。

もちろん、何度も言うように自分のことを話すのが苦手だからというのも一つの理由。

でもそれだけじゃないです。

 

私は、自分が病気ではないと思っています。

 

私は私が嫌いで、憎くてたまらなくて、私なんて早く死んでしまえばいいと思っている。

 

でも、それと同時に大事でもあるんです。

 

こんなに大嫌いな「私」だけど、私以外の誰かが、何かが、「私」を傷つけるのは許せないんです。

 

それくらい大事な「私」だから、病気だと認めたくないんです。

 

病気だと認めてしまえば、本当に「私」はダメになってしまいそうで、大事だとすら思えなくなりそうで、私は「私」を愛せなくなりそうで、本当に死んでしまいそうで。

そうなったら誰が、「私」が生きていることを許してくれるんだろうなんて考えてしまう。

だからせめて自分のことは最低限大事にしようと思って、もう少しで肌に触れそうなところまできたカッターナイフをしまった。遺書を書くのをやめた。死ぬ方法を探すのをやめた。

 

その代わりにどうしてもしんどかった時は自室に篭もって一人で泣いた。ひたすら泣いたあとは寝た。ていうか気づいたら寝てた。

そうしてまた生きたくないけど死ぬのも怖くてできないビビリな私として生きる。

 

生きるのは好きじゃない。でも死ぬのは嫌。

だから仕方なく生きる。

 

でもいつか「自分が大好きでたまらないし生きるの楽しいぜワハハ!!!!!」とまではいかなくとも、少しは自分が生きることを許してあげたいものです。

もちろん、大好きになれたら幸せですけれど。

 

きっと明日にでも、もしかしたら夜中にはもう私の沢山ある悩みのうちの一つを詳しく書いてしまうかもしれない。

書かないかもしれないが。

書いて悩みが解決するというわけではないけれど、あくまで自己満だからいいのです。

 

楽しくない日々だけど、楽しい瞬間だって間違いなく私にも存在するのだから、もう少し頑張って生きてみようと思う。